こいつ…(とりあえず)動くぞっ!

あわよくばハッカーになりたい。あと3000年生きたい。ふふふーふ.jpで打製石器を作りまくっています。バールプログラミングを提唱しています。

shopifyとの戦いの記録 その1

いやー、ブログ放置してもう2年ぐらいかなー!?久しぶりの投稿だなあーとか思ってたらもう2年8か月とかなんですね。いくら何でも放置しすぎでしょう。

さて、久しぶりの投稿は表題の通り、ここ最近小商いを始めようと思いましてshopifyを触っており、それにまつわることを書きたいと思います。紆余曲折あるので何回かに分けます。 私自身、EC関係の仕事をしており、最近すごいすごいといろんな人が太鼓や提灯をもってピカピカドンドンやっているshopifyについて、「へーそんなにすごいなら使ってみるかー」と思いshopifyを選んだ次第です。 結論から言うと、確かにshopifyは出来上がっているテーマを自分好みに手を入れていくのは比較的簡単ですごいと思いました。なんかコード編集の画面とか構造とかすごい既視感があって、なんだろうなと思っていたら完全にtumblrのそれです。(今のtumblrどんな感じか分かりませんが、少なくとも5年くらい前のtumblrはこんな感じだったなーって感じ)

ただ、簡単ですごいと思いはしたんですが、なんか昨今の感じだと「誰でも何でもできる」みたいな雰囲気が醸し出されていますが、これについては嘘だなーと思いました。 shopify関連で巷に出ている情報はどれも浅いものばかりで、「なんでもできるんか!?よっしゃshopifyでやったろ」みたいなコード触れない(が、ECの売上は他プラットホームで出ている)人に対して、最終的に制作会社が案件をコンバージョンするためのマーケティング情報でしかないなーと感じます。 後ほど記載しますが、これはshopifyの全体的な仕組みとしてもそんな感じで、「え?何その仕様???え???これを叶えるためだけにAPP入れなあかんの???しかも高くない???」みたいなことがあり、結局のところ、大きなものから小さなものまで、実現したいことをやっていくにはpageでhtmlやCSSを書いたり、何ならJSも書いたり、どうしてもだめならAPP入れたりしなければならず、それに伴い外注費や月のランニングコストがあっという間に上がっていくという感じだろうなとも思います。 足回りはしっかりしているようなので、ガッツリ毎月1000万円とか売っているような事業者にとっては月に数万のランニングコストを払ってもペイするだけのパワーを発揮してくれると思いますが、~100万くらいまでの一人でなんでもやらないといけないフェーズの人にはつらいと思います。 そのため、私も始めたばかりの小商いのため、できるだけランニングコストを抑えたい一心でこんな風に対応したよ、という記録を残しておこうと思いました。 同じようなレベル感で悩まれている人の参考になれば幸いです。

さて、何の対応をしたかというと

  1. 無料プランのテーマがいまいちだからもっといいやつ使いてえ!
  2. 日本の都道府県選択のドロップダウンメニューが表示されねえ!
  3. 日本の都道府県の並び順がABC順になってんのを北から順にしてえ!
  4. 事前のユーザー登録時に住所とか電話番号とかも登録できるようにしてえ!
  5. 規約ページを標準のじゃなくてもうちょっと文字の大きさとか何とかしたい!
  6. 購入時にチェックアウトページで会員登録できるようにしたい!

というものです。いきなりネタバレですが、6番目についてはチェックアウトページを触るにはshopify plus(月20万円……)じゃないとできないらしいので書きません。月20万て。 それ以外もなんかめっちゃ初歩的というか、そんな突拍子もないニーズでもないよな?と思ったのですが、それなのに月12ドルのAPP入れたり、テーマ買った制作会社に「それは特別対応で実装しなきゃいけないので追加で料金もらわないとですねー」とか言われる(ちなみに、タダで改修してくれとかは言ってなくて、これテーマの部分のどこで設定すればいいの?って聞いたらそう返答されました)のがshopifyの世界だったんですよ。海外はshopify触れるエンジニアめっちゃいるらしく、Stack Overflowみたいなサイトでもちょいちょい具体的な回答あったりして、日本の状況はグローバルで見ると特殊みたいですね。

さて、初めはテーマについてです。 無料のテーマはさらっと見てみたのですが、どうしてもなんか物足りない。ECだっていう、売り物を売っている場所ですよー!!っていうオーラが足りない気がしたんですよね。 でも公式の有料テーマは180ドルとかだし、何より数が少ないので、どうしたもんかなー、いきなり詰んだやんと思っていました。 結論からいうと、shopifyのテーマは外部のマーケットにたくさんあり、そこからダウンロードして読み込ませるのがいいと思います。 私はここで買いました。結構安くて、50ドルくらいで買えました。

themeforest.net ※いろんなサービスやシステムのテンプレが売っているので必ずshopify用を買うよう気を付けましょう。

ただ、ここでテーマ買って良かった良かったすべて解決というわけにはいきません。 海外のECサイトと日本のECサイトは明らかにオーラやトンマナが異なります。shopifyのテーマはshopifyがナレッジを提供してくれてたりするのでまだいいですが、こういう野良マーケットで買ってくると多かれ少なかれカスタムする必要が出てきます。親切に仕様書や全体の構成など詳しいドキュメントはまず無いと思いますので、chromeデベロッパーモードとshopifyのコード編集画面を行ったり来たりしながら構成を把握し、どこを直せばいいのか調べるという作業が必ず発生すると思います。この時点で多くの人が脱落してしまうと思います。 これがshopifyのデカい問題で、全体の枠組みはshopifyが規定してくれているからいいのですが、その中のファイルがどう結びついてどうなっているかはテーマにより異なるため、テーマを変えるとこのあたりの作業をまたやり直さなければいけないということになります。 なので、一番最初のテーマは5年くらい使う気持ちで選んだ方がいいと思います。

さて、いよいよ具体的にここのコード直したらこうできたよの部分に入りますが、前置きが長くなったので今日はここまでにします。

三日坊主で今までまともにブログを続けられたことがないので、ちゃんと僕が記事を書けるよう、皆さん応援してください。よろしくお願いいたします。